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予告 国華 木版画で見る日本の美術

「国華」(こっか)とは、美術雑誌の名前で、日本の古美術を国の内外に宣揚しようと、男爵九鬼隆一らが国華社を創立し、1889年(明治22)10月に第一号を出版。現在まで継続し、すでにl,000号を超えている、世界で最も早い時期に出版された美術雑誌です。今は朝日新聞社が発行しています。

国華 表紙
国華表紙01

戦前に発行された国華には、日本あるいは東洋の名画を忠実に再現した多色刷りの木版画が掲載されていました。その版画は驚異的に高度な技術で作成されており、これが版画なのか、と驚嘆させるほど緻密な彫りで絵画を再現しています。

春日権現記絵 国華掲載 木版
(原品 宮内庁三の丸尚蔵館 蔵)
春日権現記絵01

多色刷りの木版画は、それぞれの色ごとに版木を作成することによって作られています。つまり色数が多いほど多くの版木を必要とします。

春日権現記絵 部分 国華木版
春日権現記絵02

江戸時代までの版画には20枚を超える版木を用いて作成された木版画は存在しないと言われています。それに対して国華の木版画は60枚を越える版木を用いて作られているものも珍しくなく、今では再現不可能と思われるほど丁寧に作られた木版画です。

普賢菩薩像 部分 国華木版 (原品 東京国立博物館 蔵)
普賢菩薩m00

東京の五島美術館には木版摺りで複製した源氏物語絵巻が所蔵されています。製作は昭和18年2月に着手し、戦中戦後の動乱期を経た後、昭和30年から東京藝術大学の協力を得て昭和34年に徳川本が完成。五島本は昭和38年までかかって、やっと完成させています。その複製源氏物語絵巻の絵一図に用いられた版木でさえ20枚~30枚なのです。

川越喜多院 職人尽絵より「仏師」 部分 大正期の木版
職人仏師00

国華の木版画は、まさに木版画の頂点ともいえる手間と技術を用いて作成されたものです。

聖徳太子像 国華掲載 木版 (原品は皇室御物)
聖徳太子00

このブログでは、国華の木版画を中心に、日本の木版画を通して名画の数々を、ときどきご紹介していこうと思います。
日本の緻密で美しい木版画の世界を通して、日本美術の素晴らしさをお楽しみ下さい。

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