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やっかいな人種

終戦記念日の前後には、戦争にまつわる番組がいろいろと放送される。
私だってそんな番組の一つや二つは見ることになる。

2009年8月9日(日)にはNHKで”日本海軍 400時間の証言”という番組が3夜連続で放送された。この番組を私は結局全部見たのだが、第一回目は録画しなかった。9月8日の午前0時10分から再放送されるので、その時に録画しよう。

”先の大戦”を避けられたかどうかについては私も答えは出せない。仮に戦争を避けた場合にどういうことになったのかも想像がつかない。

ただ、いつも思うことは、いわゆる指導的立場にあった人たちが、一般市民を人間として見ていないこと、人の命を簡単に犠牲にしてしまうこと、更にたちの悪い事に彼らはそれを「悪い事」だと自覚しているという事だ。つまり悪い事だとわかっていて人の命を自分の目的達成のために簡単に犠牲にしている。そして敗戦がきまると、すぐに保身のために戦後裁判の工作まではじめる人たち(この場合は海軍)のずる賢さには恐れ入った。いつでもこういう人間が生き残るのだろう。

今、手元にある本にこんなことが書かれている。昭和初期(昭和3年ころ)の話だ。

ある日、おやじが、未開放部落で税金を集めている役場の税務係を見かけた。税務係は住民を呼び捨てにしていた。実にえらそうだ。他の部落の人に対する態度とはまるで違う。おやじは、その役人を呼び止めて「君、君。どこへ行っても君はそういう態度なのか」と聞いた。役人は「いや、門構えの家へ行けば、自然に態度は変わります」という。「門構えの家とここと、どこが違うんだ。君はここが部落だと知っているのか」と問いつめたら、役人は「知っています」ときた。「そうか、それで分かった。それじゃ役場へ行こう」と町長に会いに行く。おやじは、町長に「こんな人間を寄越すなら、税金を払わない運動をやるぞ」といった。

その後、おやじは警官に検挙され家宅捜索をうけることになる。


(朝日文庫 夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記 著者:植木等より 一部改変)

この話は部落解放運動の話だが、その当時の市民の置かれていた状況をよくあらわしていると思った。役人が一般市民をどういう目で見ていたのかが、よく伝わってくる。

こういう世の中の構造は今でも変わっていないような気がする。戦時中じゃあるまいし、未だに「非国民」なんて言葉を使う人たちがいる。それもけっして少数じゃない。強いものに味方する人間は一般人の中にもいる。弱いもの虐めをすることに快感をおぼえる人というのは大勢いるのだろう。

こういう人たちの精神構造は私にはわからない(実はなんとなく分かるのだが)。
とにかく、世の中にはこういう人種が多いのだということを肝に銘じて行動しよう。

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

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