桜田淳子って本当はどんな人間なんだろうってファンとしては、というか私の一番の関心事の一つなのです。
人間と言うのはおそろしく多面的な要素も持った存在であり、ステレオタイプに切ることは出来ない。しかし多面的な要素の中から、そのうちのある一面を取り出してみるのは、その人となりを理解する助けとなる。
問題設定のしかたが分かりにくいかもしれないが、私はこんなことを考えていた。
桜田淳子はハナ肇タイプか植木等タイプか、どちらなんだろう?そもそも「ハナ肇と植木等の2つのタイプに人間が分類できるのか」という根本的な問題点を承知の上で強引に話を進めます。
■お仕事を兼ねて遊園地に出かけたジュンちゃん「向ヶ丘遊園メモリアル」 http://www.geocities.jp/uramashu/
で向ヶ丘遊園であることが確認できるよ♪
写真左 あやめ池とボート池 http://www.geocities.jp/uramashu/ayamebashi-boatike.htm
「閉園・解体となった遊園でも、ボート池とあやめ橋は健在です」(上記HPから引用)
なお、その他の資料からも向ヶ丘遊園であることは特定可能だが面倒なので省略!

今回発売された「Thanks 40 ~青い鳥たちへ」のスペシャルブックには、今まで出た事のなかったと思われるエピソードが沢山飛び出してくる。まだ読んでない人のために、なるべく具体的に書くのを避けていたのですが、いろんなブログの記事の内容やコメントを読んでいて、そろそろ大丈夫だろうという範囲で書かせてもらいます。
今回のスペシャルBOOKのロングインタビューで、私を含めて、多くの人がちょっとした驚きをもって読んだはずだと思われるエピソードが一つある。
それは、つまり「桜田淳子には説教癖があった」ということだった。
説教癖があるという点において桜田淳子はハナ肇タイプだったのだ。
桜田淳子のかわいい顔とハナ肇のいかつい顔はどう見ても同じ系統のものではなく、
桜田淳子がハナ肇的性格をもっていたということは、私のイメージとかなりずれる部分だった。
「きちんとしてないと淳子さんに説教されちゃいますよ」 これいろんなブログの記事やコメントで見ることが出来ます。察するに「淳子の説教話」はけっこう多くの人にとって驚きであり、ファンの気持ちを引き締めるような話であったと思われる。
最初の書き下ろしメッセージの、淳子ボディガードアソシエーション(通称JBA)でのエピソードから始まって、「性格」の項に記されている、お皿にサインを求められた場面での「お説教」。小さくちぎった紙を持ってきてサインを求められた時の「お説教」。「コンサート」の項に記されている、福田チーフマネージャーが「急に倒れた歌手の代役」として、「どうしても」と頼まれて淳子ちゃんに出演をお願いしたら、その時、ファーストコンサートのリハサール中であったこともあり、淳子ちゃんが福田マネージャーを怒っちゃったこと。
私は「その気持ち、分かってやれよ、淳子ちゃん!」と思って読んでいました。
本人は「すいません。若気の至りで・・・当時は結構怒ってましたね、私」と恐縮していましたが。
もちろん、ただのわがままで怒ったりお説教をしたりしていたわけじゃない。当時の淳子ちゃんには淳子ちゃんなりの考えがあって、そんな事をしていたのだ。
桜田淳子さんの真面目な性格については、いろんな所で語られていたから、私もある程度は知っているつもりだった。でもこれほどまっすぐで熱い性格の人だとまでは思っていなかった。だから今回のスペシャルBOOKを読んで、かなりの驚きを感じたのだった。
道を歩けば脇によけるという事を知らず、まっすぐに歩き続けちゃう人。野球のピッチャーにたとえれば変化球でかわすということを知らず、というか直球しか投げる事ができない投手。それほどまでにまっすぐな性格であるとは思っていなかった。
福田マネージャーは、淳子との対比として、山口百恵はそんな時「寝たふり」をすることが出来た、という話をしている。
植木等はクレージーのメンバーがハナ肇ともめた時に「まあまあまあ、そんなことで怒ることないじゃないの」といって仲裁に入るのがクレージーの中での役割だったそうだ。また、やるべき事をビシッと決めて「植木さん、さすがですね!」と言われても「適当適当・・・」と答えられる余裕がある大人だった。
そうか・・・・淳子ちゃんには説教癖があったのか・・・
しかし「長所は欠点でもあり、欠点はまた長所でもある」という言葉もある。
私は桜田淳子の愛すべき一面であると受け取ることにした。
かくいう私はと言うと、なりたい人間の目標としているのは植木等タイプのような「大人」になることなのだが、淳子ちゃんと同じで(というと淳子さんに怒られる!かもしれないが)気の利いたユーモアで返すなんて芸当はできず、つい真面目に怒っちゃうタイプなのだ。人からも「君、まじめだね~」と言われる事が多い。私としては褒められてるのか、融通が利かないと言われているのか、よく分からず、複雑な気持ちなのである。
自分が桜田淳子に似ていると考えれば嬉しいような気はするが、でも・・・早く本当の大人になりたいなあ。
でも今回の「Thanks 40 ~青い鳥たちへ」が発売されたことで、「淳子の説教に気をつけろ」みたいな話が広まっちゃって、本人は「困ったな」と苦笑してるかもしれませんね。
桜田淳子さんが芸能界から身を引いてから約20年。「桜田淳子に歴史あり」の思いは「Thanks 40 ~青い鳥たちへ」に盛り込まれたいろんな「情報」に触れるたびに感じることができる。
■たぶん向ヶ丘遊園で撮影されたと思われる1枚 その向ヶ丘遊園も今はもう無い。時は流れる。
行雲流水の思いがする。
「岩もあり 木の根もあれどさらさらと、たださらさらと水の流るる」(京都女子大学の創始者、甲斐和理子の詠歌)
なんちゃって。
今日は淳子ちゃんグッズを買いに行こうかな・・・・
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