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放射性物質の暫定基準値について、ウランとプルトニウムの人体への影響

今回、福島原子力発電所の事故で、放射性物質が拡散していることに関連して、国(厚生労働省)が「放射能汚染された食品の取り扱いについて」という文書を発行して、放射性のヨウ素、セシウム。ウラン、プルトニウムについて基準値(制限値)を定めましたが、その文書そのものの内容が、テレビ、新聞に掲載されないことについて疑問に思っていたのですが、私なりに考えてみて次のような理由だろうか、と思いました。

■福島原子力発電所の事故に関連して定められた暫定基準値
※画面上の表をクリックすると拡大した表が表示されます
平成23年3月17日 放射能汚染された食品の取り扱いについて
注)100 Bq/kgを超えるものは、乳児用調製粉乳及び直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。
001_福島食品放射能の基準値_S

・平成23年3月17日 放射能汚染された食品の取り扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf

厚生労働省HP
「放射能汚染された食品の取り扱いについて」は厚生労働省のHPから検索できます。
http://www.mhlw.go.jp/

(3月27日 9:15 加筆、3月27日朝8時の段階で、下記サイトで武田さんがプルトニウムの毒性に関する見解を出されています。武田さんの見解では、”3号炉に関する最終的な結論は、「注意しておかなければいけないが、決定的にわたくしたちの健康に影響を及ぼすものではない」ということです ”その理由は人体に不要な物質なのですぐに排出されるであろうこと、ウランを誤って飲んだ例で障害がでていないこと、プルトニウムも同じであろうと考えられること、などが主な理由です)
■放射能の影響を考えるための参考サイト
武田邦彦さん(中部大学)のブログ
原子力の利用について参考になる情報を逐次発信しています
http://takedanet.com/


つまり「放射能汚染された食品の取り扱いについて」にはウランとプルトニウムの制限値が記載されています。ということは、(3月27日 下線部を8:58修正)今回の、福島原子力発電所の事故においては、ウランとプルトニウムが拡散する可能性を想定している、という事だろうと思います。国(マスコミも含めて?)は、なるべく積極的には、そういう情報を出したくない、という事だろうと思います。

なお、参考情報ですが、厚生労働省発行の「放射能汚染された食品の取り扱いについて」は、”原子力安全委員会が定める「飲食物摂取制限に関する指標」を暫定的に用いている”ということだそうで、
たとえば「原子力安全委員会」のHPから「飲食物摂取制限に関する指標」を検索すると、それに近い基準値の表が書かれた文書を見つけることができます。
たとえば、これです
http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/kinkyu/kinkyu2006/siryo22.pdf#page=31
(3月27日 9:09 加筆 この文書の作成日を見ると、今回の摂取制限値が急に作られたものではない事が確認できます)

国やテレビ、新聞は「正しい情報に基づいて冷静な判断を」と言うのだけれど、肝心の国、マスコミ、それと解説に出てくる学者さんたちが「正しい情報」を出してくれないから、みんな困っているのです。風評被害で苦しんでる県知事さんや自治体の長の方たちも「国から正確な正しい情報を出して欲しい」と言っているではありませんか。 中途半端な情報しか出さないでおいて「正しい情報に基づいて冷静な判断を」なんてよく言えたもんだと思います。

それはさておき、
ウランやプルトニウムの人体への影響について、その危険性について知っておく必要があると思います。ですが、今日は詳しくそれを書く時間がありませんので、私が参考になると思った情報のURLを書いておきます。※リンクをはる時間も無いので、URLをコピーしてブラウザで見てください

福島原発事故について考える時、チェルノブイリのほかに、アメリカ軍で問題になっている「劣化ウラン弾」の問題が参考になると思います。

核・劣化ウランの危険な毒性
http://chikyuza.net/modules/news1/article.php?storyid=110
(上記リンクからの引用)
従来の知見では、ウランは腎臓および骨に蓄積することから、その化学的毒性による腎・骨障害のみが問題にされてきた。しかし、最近の動物実験の結果、ウランは身体のあらゆる組織(睾丸、胎盤、リンパ節、脳髄)にまで蓄積し、免疫の低下を引き起こし、脳活動に影響を与える可能性が指摘されている。また、被曝現地イラクからは、胎盤を通して胎児にも蓄積し、骨変形の奇形児が続出していることが、ネットでも報告されている。

90年代以降の、細胞レベルの放射線影響のメカニズムに関する研究の進展は著しい。劣化ウランが出すアルファ線は、到達距離は短いが、高エネルギーをもっており、細胞に当たると深刻な影響を及ぼす。アルファ線のような、高エネルギー放射線の与える生体影響は、従来考えられていたよりもはるかに大きいという事実が明らかにされつつある。92年におこなわれたイギリスの医学者グループの研究によると、たった1個のα粒子を細胞に当てただけでも、ほぼ確実に突然変異が起こるという事実が突き止められた。この研究は、アルファ放射能の内部被曝が引き起こす発癌の危険性についての、これまでの知見の変更を迫る、重大な意義を持っているとされている。

直径5ミクロン(μm)の劣化ウラン微粒子が細胞に付着すると、この微粒子は1年間に約500回のα粒子線を放射する。その際の、アルファ粒子線の到達距離から推定すると、粒子線の影響を直接受けるのは、微粒子の周辺にある数十個の細胞という。したがって近傍の細胞は、1年間に数回から十数回程度のα粒子線の放射を受け、確実に遺伝子の変異を引き起こすことになる。破壊された細胞はやがて死滅するが、生き残った細胞は、前癌細胞へと変化する可能性が高い。このような事実は、いまようやく明らかにされようとしている。(『劣化ウラン弾による被害の実態と人体影響について』アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、公開ネット)
(上記リンクからの引用はここまで)


その他の報告例 「劣化ウラン弾:その人体への影響」
http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/ippnw/du.htm

「アルファ線のような、高エネルギー放射線の与える生体影響は、従来考えられていたよりもはるかに大きいという事実が明らかにされつつある」

ということですから、同じくアルファ線を出すプルトニウムについても同様の事が言えると思います。しかもプルトニウムの毒性は、ウランよりもはるかに大きいとされています。



■また、共同通信が伝えた気になるニュースをいくつか転載させてもらいます。
※共同通信のニュースは検索がしにくいので、URLを書かずに、そのまま転載させてもらいます。もしまだネット上に残っていれば、検索エンジンに適当なキーワードをいくつか入れて絞り込めば、検索できると思います。(3月27日 9:03分加筆 記事のタイトルを検索エンジンに入力すれば検索できます。共同通信の四つの記事は産経新聞のサイトから転載したものです)

■IAEA、原発から20キロで通常時の1600倍放射線を測定「状況見守る」
2011.3.22 10:59
 国際原子力機関(IAEA)は21日、IAEAの放射線測定チームが福島第1原発の周辺地域の土壌と大気から測定した放射線量を発表、原発から約20キロ離れた福島県浪江町付近で通常の約1600倍に相当する毎時161マイクロシーベルトの放射線量を測定したと明らかにした。

 文部科学省の調査では浪江町で15日、330マイクロシーベルトが測定されている。IAEAは「高い数値が測定された。状況を見守っていきたい」としている。

 IAEAのチームは20日、原発から16~58キロ離れた10以上の地点で土壌と大気の双方を測定。測定値には土壌と大気双方のデータを盛り込んだとしている。IAEAによると、原発の50~70キロ圏の土壌からも通常より高い放射線量が測定されたという。IAEAは0・1マイクロシーベルトを通常値としている。(共同)



■汚染は数十年続く 避難範囲広がる恐れも指摘 仏原子力当局
2011.3.22 00:25
 フランスの公的機関、原子力安全局(ASN)のラコスト局長は21日の記者会見で、福島第1原発の事故で放出された放射性物質による汚染は、今後数十年続く可能性があると表明した。また汚染が避難指示区域である原発から20キロの範囲を超えて広がる恐れも指摘した。

 同局長は「放射性物質の放出は既に深刻であり、なお続いている。日本にとり(汚染との闘いは)何十年も続くことになるだろう」と指摘した。

 特に土壌への残留放射性物質の問題が深刻だとした上で「日本政府はまだ放射性物質の汚染地域の地図を示していないが、原発から20キロの範囲を超えて広がることもあり得ないことではない」と述べた。

 また別の担当者は「気象条件を考慮に入れると、汚染地域が原発から100キロ圏に広がることもあり得る」と述べた。(共同)



■原発安全基準、権限なきIAEA 核の番人、限界露呈
2011.3.22 09:05(3月27日 9:35加筆 この記事は産経NEWSからの転載です)
 【ロンドン=木村正人】東日本大震災による福島第1原発事故で、国際原子力機関(IAEA)は21日、ウィーンの本部で緊急理事会を開き、天野之弥(ゆきや)事務局長が事故状況を報告した。

 天野氏は冒頭、事故について「非常に深刻な状況が続いているが、日本が危機を乗り越えることを確信している」と説明した。天野氏は2日間の日程で訪日し菅直人首相らと会談、詳細な情報をIAEAに提供するよう要請した。

 原発1号機の建屋が爆発した12日、IAEAが第一報をウェブサイトに掲載したのは爆発の6時間後。また天野氏が初めて記者会見したのは14日だった。しかもIAEAの発表が常に日本の報道より数時間遅れ、「核燃料が溶融している兆候はない」と事故の初期評価も誤ったため、欧米メディアの集中砲火を浴びた。

 IAEAはイランの核開発に目を光らせるなど“核の番人”としての役割を強調してきた。核兵器開発では査察が認められているが、原発については安全基準を加盟国に義務づけられず、事故の速報も広報資料を作成し当事国の承認を得て発表している。「核の番人というより加盟国の仲介者だ」との指摘もある。

 旧ソ連・チェルノブイリ原発周辺で放射能を浄化したことがあるロシア人専門家は、「IAEAは原発事故という危機に対応する能力も、チームもない」と指摘している。


■WHOも独自調査 食料の放射能汚染
2011.3.21 19:26
 東日本大震災による福島第1原発の事故をめぐり、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局の報道官は21日、懸念されている周辺地域での食料の放射能汚染について「ジュネーブの本部で専門家がデータを調べ、状況の把握に努めている」と語り、独自の分析・調査をしていることを明らかにした。共同通信の取材に答えた。

 報道官は現状について「どの程度悪化しているかは(データを)持ち合わせていない」と語った。(共同)


転載ばかりで恐縮ですが、私が書き直すよりも、そのまま読んでいただいたほうが参考になると思いますので。

■それから、1ミリシーベルトという数字がどの程度すごい数字なのか、がなんとなく分かってくる話がでていましたので、それも転載させてもらいます。
(3月27日 9:10 加筆 これも記事のタイトルを検索エンジンに入力すれば検索できます。exciteニュースなど、いといろなサイトから、原文を読むことが出来ます。ちなみに、記事が削除されるのが心配だったので、下には原文をそのまま転載させてもらっています。)

現地ルポ・振り切れた測定器の針

ジャーナリスト豊田直巳氏 (共同通信)

 東日本大震災が福島第1原発を襲ったのは、私が事故発生から25年目のチェルノブイリ原発取材を終えて帰国した直後だった。チェルノブイリでの取材体験から日本がのっぴきならない事態に陥る可能性を直感、「まさか日本で原発事故取材に出掛けるとは」と思いつつ、3月12日に福島県郡山市に入った。

 翌13日、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の仲間や写真誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんと合流した。

 福島第1原発のある双葉町は、13日時点で既に避難指示が出ていた「原発から20キロ圏内」にあったが、入域制限しているチェックポイントまでは行ってみようと国道288号線を東に向かった。すると、予想に反して双葉町まで行き着いてしまった。検問も避難指示の案内板もなかったのだ。

 国道をまたぐJRの鉄橋が崩れ落ち、地震のすさまじさを見せつけていたが、人影はない。

 毎時(以下同)20マイクロシーベルトまで測定可能な放射線測定器を取り出すと、アラーム音を発しながらみるみる数字は上がり限界値の19・99を表示した。放射能測定が初めての仲間が「この数字はどのくらいのレベルなんですか」と防護マスクでくぐもった声で聞いた。「おおよそだけど、普段の東京の数百倍かな」と答える。既にかなりの高濃度汚染地に入り込んでいた。

 車を町の中心部に向けて進めた。人けのない家が並ぶが、地震の被害はそれほど見られなかった。そこで、もう一台の100マイクロシーベルトまで表示する測定器を取り出すと、これも針が振り切れた

 この事実を行政当局に知らせようと、双葉町役場に直行したが、役場玄関の扉は閉ざされたまま。緊急連絡先などの張り紙もなかった。静まりかえった町に、ときどき小鳥のさえずりが聞こえる。

 入院患者に被ばく者が出たと報じられた双葉厚生病院に向かったが、ここも無人。玄関には患者を運び出したとみられるストレッチャーが何台も放置され、脱出時の慌ただしさがうかがえた。地震で倒れた医療機器や診療器具が散乱。消毒薬の臭いが漂う。

 原発から約3キロの同病院前でも測定器の針は100マイクロシーベルトで振り切り、上限に張り付いたまま。そこで1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)まで測定できるガイガーカウンターを取り出したが、これもガリガリガリと検知音を発し、瞬時に針が振り切れた。「信じられない。怖い」。私は思わず声に出していた。

 放射性物質の違いなどにより同列に論じられないにしても、これまで取材した劣化ウラン弾で破壊されたイラクの戦車からも、今も人が住めないチェルノブイリ原発周辺でも計測したことのない数値だった。

 放射能汚染地帯の取材経験が一行の中で最も多い広河さんも信じられない様子。「これから子どもをつくろうと思っている人は、車から降りない方がいいかもしれない」と真顔で言った。

 放射能は風向きや地形によっても異なる。もう少し調べようと海岸に向かったが、病院から数百メートル行った所で津波に運ばれたがれきと地震で陥没した道路に行く手を阻まれた。放射能汚染に気を取られ、しばし忘れていたが、紛れもなくここは巨大地震と大津波の被災地でもあった。その被災地を五感では感知できない放射能が襲っている。

 慌ただしく町中の取材を終え、汚染地帯を脱しようと急いで帰る途中、町方向に向かう軽トラックに出合う。車を止めて汚染状況を説明すると「避難所にいるんですが、牛を飼っているので餌やりに行かないと。だめですか」。私に許可を求めるような困った表情で年配の女性が聞いてきた。「長い時間はこの辺にいない方がいいですよ。気を付けてください」。そうお願いするしかなかった。

 町内の道路をまたぐアーチには「原子力 郷土の発展 豊かな未来」との標語が掲げられていた。しかし、現実には未来を奪いかねない放射能の脅威に町はさらされていた。

   ×   ×   

 とよだ・なおみ 56年生まれ。イラク戦争、劣化ウラン弾問題などを取材。著書に「戦争を止めたい―フォトジャーナリストの見る世界」など。


[ 2011年3月22日9時2分 ]

外部関連リンク
(3月27日 9:15 加筆、3月27日朝8時の段階で、下記サイトで武田さんがプルトニウムの毒性に関する見解を出されています。武田さんの見解では、”3号炉に関する最終的な結論は、「注意しておかなければいけないが、決定的にわたくしたちの健康に影響を及ぼすものではない」ということです ”その理由は人体に不要な物質なのですぐに排出されるであろうこと、ウランを誤って飲んだ例で障害がでていないこと、プルトニウムも同じであろうと考えられること、などが主な理由です)
■放射能の影響を考えるための参考サイト
武田邦彦さん(中部大学)のブログ
原子力の利用について参考になる情報を逐次発信しています
http://takedanet.com/

■厚生労働省HP
「放射能汚染された食品の取り扱いについて」は厚生労働省のHPから検索できます。
http://www.mhlw.go.jp/

■ドイツ気象台による福島原発の放射性物質の拡散予想
※UTC時間で発生状況を表示しているので、
 日本時間ではUTC時間より9時間をはやい段階での状況。
 UTCを日本時間に直すにはUTCに9時間プラスする。24時で日付が変わる事に注意
http://www.dwd.de/bvbw/generator/DWDWWW/Content/Oeffentlichkeit/KU/KUPK/Homepage/Aktuelles/Sonderbericht__Bild5,templateId=poster,property=poster.gif

■ノルウェー気象研究所の拡散予想図
http://transport.nilu.no/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan


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