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奈良の志賀直哉旧居

来月の日程を考えて、ここで簡単な記事を書いておいたほうがよさそうなので、新しい記事です。
これも、忙しくて書けないままになっていたものです。

奈良公園の南側、新薬師寺の近くにある志賀直哉の旧居。
SHIGANAOYA_HOUSE_20140927_00


ここを観光した目的は、志賀直哉が仏像を好んで買っていたという情報を知っていたから。

志賀直哉が仏像を飾っていた部屋はこの家の2階にありました。
客間として使われていたそうです。
SHIGANAOYA_HOUSE_20140927_01


そこには、こんなパネルで解説がついていました。
SHIGANAOYA_HOUSE_20140927_02

SHIGANAOYA_HOUSE_20140927_03



志賀直哉旧蔵の観音菩薩像は、富岡美術館にあるということは知っていましたが、
ここを訪問した時点で、行方不明になっているという解説があり、
驚きました。

その後、ほどなくして、会津八一記念博物館に収蔵されていることが判明し、
新聞の記事で大きく報道されました。

会津八一記念博物館では、常設では展示されていないようですが、
会津八一記念博物館の公式サイトから、「収蔵品データベース」から検索ができます。

富岡美術館の収蔵品は独立して分類されているので、
簡単に検索できます。
画像も表示されますので、現在の「志賀直哉旧蔵の観音菩薩像」の画像も見ることができます。
かなり鮮明で、木の質感も分かるので、ありがたいです。
興味のある方は、ご覧になって下さい。

余談ですが、この志賀直哉旧宅は、ものすごい豪邸なんです。
30分くらいで見られるだろうと思っていたら、
意外にも、ものすごく広い家だったので、
3時間くらい見学してしまいました。
その他の部屋の様子は、また別の機会に紹介します。

■会津八一記念館URL
http://www.waseda.jp/aizu/index-j.html

■早稲田大学會津八一記念博物館東洋美術作品総合データベースURL
http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/touyoubijutsu/


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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

今日は観仏三昧

昨日の深夜から今朝にかけては沢山の人がサッカーに夢中だったのでしょうか。
夜中にいろんな所から悲鳴のような歓声が聞こえてきました。

さてさて私はというと、今日は一日中、仏像を眺めていたのです。
その雰囲気を仏像好きのみなさんにも少しだけお届けします。

夏の法隆寺
2010夏の法隆寺01

お寺の大きな屋根、屋根瓦が見えてくるとワクワクしてきます。
仏像鑑賞ムードがだんだん盛り上がってきます。

十一面千手観音立像
2010十一面観音立像01

上の仏像は法隆寺の所蔵品ではありません。
破損仏ですが、なかなか良い顔をしていると思います。
適度な古色を帯びていて雰囲気のある仏像です。
仏像は本当に一点ものなので、初対面の仏像にはいつも感動があります。

蓮の花
2010蓮の花01

お寺の池に咲いていた蓮の花です。
しっとりした花びらが、とても美しいです。
造花ではこの質感はなかなか出ません。やっぱり生の花はいいな~。
この写真を撮ったのは、もちろん夏です。
意外に良く撮れたので掲載。

冬のお寺は訪れる人が少なくて良いと言う人もいますが、
やっぱり寒い季節は、お寺巡りは辛いです。

昔はお寺の管理も厳しくなくて、かなり自由に建物の中に入れたり、仏像に近づいて見たりできたので、旅行者の少ない冬は穴場的な楽しみ方が出来たのでしょうが、今はほとんどの仏像は撮影禁止、お寺の建物に上がりこむことなんて、まず出来ません。昔はよかったですね。

早く暖かい季節にならないかな。もう寒くて・・・

前の話題と、ぜんぜん脈絡の無い話になりました。
私もいろいろやってるもので・・・

■ブログ内関連リンク
桜田淳子とタモリの下ネタを超越した関係


http://hanakaikou.blog68.fc2.com/blog-entry-238.html

尊い仏の話が、なんで、リンク先のような下品な話に関連してしまうのであろうか・・・

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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
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NHKが広隆寺弥勒菩薩像と比較したなんてデマを流してるブロガー

NHK教育テレビで「日本と朝鮮半島2000年」というシリーズを放送しています。

2010年の1月3日に新春スペシャルとして、日本と韓国の国宝を比較してみるという番組を放送していました。朝鮮半島と日本が一つの文化圏であり、お互いが影響しあい、またそれぞれが独特の文化や美意識を発展させていったという内容でした。

その番組の中で、弥勒菩薩半跏思惟像と呼ばれる仏像が、日本と朝鮮に多く見られ、その比較をしていました。比較していたのは中宮寺の弥勒菩薩(寺の伝承では如意輪観音)と韓国ソウルにある国立中央博物館に所蔵されている弥勒菩薩半跏思惟像の比較をしていました。

それを何を間違えたのか「NHKは広隆寺弥勒菩薩像と比較していた」と書いている馬鹿なブログがあるのです。これはまったくのデタラメです。広隆寺と中宮寺の弥勒菩薩の区別もつかないようでは話になりません。そんなデマを書いて「新年早々あきれ果てたNHK」なんて書いてる。呆れた果てたのは、そのブロガーの頭のほうである。こんな馬鹿は勝手に韓国へ突撃して海のもくずになってしまえばいいと思う。こんな人間がいるから平和が乱れるのだ。

日本と韓国の弥勒菩薩半跏思惟像の比較 2010年1月3日放送
「日本と朝鮮半島2000年」新春スペシャルはNHK総合テレビでの放送


この番組は、日本で珍重された井戸茶碗(高麗茶碗の一種)と朝鮮で美しいとされた白磁や青磁の比較もして、それぞれの国の美意識の違いや、自国では高く評価されなかったものが、別の国では非常に高い評価を受けて、またそれが現代の作家や職人に影響を与えているという、良い内容で至極まっとうな番組だった。

井戸茶碗は日本の茶道の世界で高い評価をされるお茶碗の一つで、それを取り上げている点でも面白い内容だった。それについても語りたいけど、また別の機会にしましょう。今日はこれだけ。


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テーマ : 日本文化
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真如苑の大日如来騒動 悪者を簡単に作ってはいけない

運慶の真作とみられる木造の大日如来像がクリスティーズでオークションにかけられ、真如苑という宗教団体が14億円で落札した騒動を覚えている方は多いと思う。

その時は「日本の文化財を海外流出させるのはけしからん」とか「オーナーだった人は重要文化財の指定に同意せず、海外流出もいとわずオークションに出し大儲けをした」とか、いろいろな批判が飛び交った。それはいまでも続いている。

大日如来像 東京国立博物館にて撮影
真如苑_大日如来01

真如苑_大日如来02

しかし、仏像好きの私が足で調べた情報では、こうした批判を簡単にするわけにはいかない事情が何かあったようなのだ。

私が調べたところでは、このオーナーは文化庁に買い上げを求め、文化庁も有識者に諮問して具体的な買い上げの金額まで決めていたらしい。その金額はオークションでの落札金額よりも高かったようだ。ところが、この仏像を買えない理由が生じたのか、文化庁での購入は中止となった。

文化庁が文化財を購入するとき、購入の対象から除外する、いくつかの基準があるらしい。もっともわかりやすい例をあげると、借金の差し押さえ物件になっているものは、たとえそれが文化財として大変価値のあるものでも絶対に購入しないそうだ。

この大日如来の場合、何かそのような文化庁の購入基準にふれるような事情があったらしいのだ。この大日如来を売った骨董屋はこの仏像を北関東のある土地で入手したと言った。そこはどこなのか。実はこの仏像を所有していたのは、とある寺で、その寺の名前はわかっているらしい。そのお寺は金融資産の運用に失敗して、廃寺となってしまった。それは、さほど昔の話ではないそうだ。

この仏像は来歴に問題があったようだ。所有していた寺はわかっている。しかし、その仏像が骨董屋の手に渡っているのに売却の記録もなく盗難届けも出ていない。骨董業界では盗品は売ることが出来きない。盗品とわかったら無償で元の持ち主に返還しなければならない。しかるにこの仏像は、裏の世界で売却されたのではなく、その個人が正当な手段で購入したものだ。

重要文化財の指定に協力しなかったとして、この元オーナーを批判する意見は多い。でも、何か公に出来ない理由で、やむなくオークションへ出品したか、あるいは、真如苑が落札する話がすでに決まった上でオークションという場を借りて、売却した・・・どうも真相はそんな話らしい。ただし、この話には憶測も含まれているので、その点は差し引いて受け取ってもらいたい。

この大日如来像を直近で所有していたお寺の名前は私も知らない。

「○○らしい」とか「○○のようだ」という表現の多い記事で申し訳ない。

ただ、この仏像の元所有者の個人のかたは、上記のような事情があったことを考えると、「文化財を金儲けの道具に使い、海外流出も厭わなかったひどい奴」というような言われ方をされて、お気の毒だと思う。

このブログには「桜田淳子とその仲間たち」という副題をつけている。その意味は、ただ単に「私の頭の中で考えている事」というような意味なのだが、今回は、他人を批判するときは、軽率に面白半分でやってはいけないという思いで、この記事を書いた。

桜田淳子さんが統一教会の信者であることを公表して合同結婚式という形で結婚をしたとき、マスコミは桜田淳子さんを袋叩きにして芸能界から葬り去った。あの時のマスコミの対応は妥当だったのかという疑問を今も抱いている私は、悪者を間単に作ってしまうマスコミ、それ以上に、一般人の単純すぎるものの見方にも反省するべきところが多くあると感じている。(かなり偉そうなことを書いてしまった・・・)

インターネットが発達したといっても、個人の情報ソースはマスコミの提供する情報に、あいかわらず大きく依存している。一般市民は私も含めて、あいかわらず無知だ。知らないこと、知らされていないことが多すぎる。この大日如来騒動もその一つだ。

「七度探して人を疑え」というが、軽率に他人を悪者にしたてあげることは慎みたいものだ。

最後に誤解されると困るので一言書いておきます。
このブログと筆者は真如苑、統一教会、その他の宗教団体との利害関係は一切ありません。

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広隆寺弥勒菩薩の顔は彫り直されているのか?

また久しぶりに仏像の記事です。

広隆寺の弥勒菩薩像は顔が彫りなおされているという話です。

広隆寺弥勒菩薩については、明治時代の修理のときに顔の彫り直しが行われ、そのことに対する批判があったことは知っていました。ただ、その彫り直しがどの程度の彫り直しだったかまでは私の読んだ本の中では知ることが出来ませんでした。

今、巷に流布されている説は、広隆寺弥勒菩薩は、本来は漆を塗られた上に金箔がほどこされていた。という説です。顔と指の間が開いているのも、その漆の厚みのぶんが考慮されて、顔と指の間が広くとられているのだ、という説です。

広隆寺弥勒菩薩01
京都 太秦 広隆寺 弥勒菩薩半跏像 7世紀

しかしそれは違うのだと言う説がある。
明治時代の修理では顔の彫り直しがおこなわれ、それは朝鮮風の顔を日本的な仏像の顔に変えるためのものであった、という話だ。もともとの顔は、韓国の国立中央博物館にある宝冠弥勒菩薩半跏像とそっくり同じ顔をしていた。それを無理に彫りなおしたために、顔と指の間隔が開きすぎてしまった、という話です。

韓国弥勒01
韓国 国立中央博物館 宝冠弥勒菩薩半跏像

修理前と修理後の写真を手に入れることができれば真相はすぐわかる。

広隆寺弥勒菩薩の修理前と修理後の写真は、文化庁、もしくは国会図書館に入っているのではないかという話を聴いたが、探すのはなかなか大変そうだ。

確かにこの仏像は7世紀の仏像としては、同時代の他の仏像に比べて顔立ちはかなり洗練されている。顔と指との間隔も、漆をかなり厚塗りにしないと、その間隔はうまらない。そんなに厚塗りにしたら、顔の目の部分などは、漆の厚みで彫刻が消えてしまうだろう。

ところで、そもそも、この漆を下地にした金箔押しという技法が、この像には使われていなかったという調査結果が「日本の美術455号」(至文堂 2004年4月15日発行 ISBN-7843-3455-6)に記載されている。(P21 上段)

この宝冠弥勒像では榻座(とうざ)の下端や腰帯などに当初の金箔押しが残っていて・・中略・・漆を使用しないで鉛箔と判定される白色顔料の下地に直接金箔を貼着(てんちゃく)される技法で行われている



広隆寺弥勒菩薩像に漆が塗られていたという話は間違いか、作り話の可能性が高いと思われる。

使用されている木材は、赤松 ということだから、朝鮮系の仏像であることは間違いない。ただ朝鮮の仏師が材料を日本に持ってきて作ったものかもしれないし、朝鮮で作って持ってきたものかもしれない。どちらなのかはもうわからない。なお、もう一つ、日本の仏師ならおそらくしないであろうという作り方をしている部分が、この仏像にはもう一つある。木材の天地を逆にして作っている点である。材木の上と下が逆なのだ。

ただし仏師が朝鮮の人だったにしても、日本の地で作ったものか、朝鮮で作り日本に運んだものかについては、もうどちらかはわからないので、どこで作られたのかという点は、あまり問題にしなくてもいいと思う。

ただ、顔の彫り直しとなると、はっきりさせておかなければいけない問題だ。 戦前は(今でもだが)、日本は朝鮮よりも優れた存在でなければならなかった。そういう考え方を強引に認めさせなければならない時代背景があった。仮に彫り直しがおこなわれていたとしても、もうそれは明治時代の話なのであるから、今なら冷静に議論することが出来るだろう。

明治維新から、昭和20年8月15日に大日本帝国が終焉を迎えるまでの時代は、やっかいな問題をたくさん残してくれた。しかも、それが未だに尾を引いている。後世の人間にとっては、かなり迷惑な話だ・・・

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